遺産相続というと、不動産や預貯金にかかるものというイメージがあると思いますが、それ以外にも相続財産に含まれるものが沢山あるということをご存知ですか。
例えば、自動車、株券、生命保険、美術品、電話加入権からゴルフ会員券、果ては航空会社のマイルに至るまで、基本的にお金に換算できるものは、すべて課税対象になります。
逆に、ローンや未払金などは、マイナスの財産として換算されます。
思ったよりも相続財産は多岐にわたるものです。
さらに、今年度の税制改正で基礎控除額が4割圧縮されたことにより、相続税を払わなければならない人が大幅に増えることになります。
相続が発生すると、相続人の確定から相続財産の確定、協議、申告までを10ヶ月以内に行わなければなりません。
何も準備されていないと、残された家族が悲しみにくれる暇がないほど、手続きに追われることになりかねないのです。
また、遺言書の不備からトラブルに発展することも稀ではありません。
ですから、円満な相続のために、生前から「財産目録」や「遺言書」を正しく作成しておくことが非常に大切なのです。
相続手続きに長けている専門家に相談するのが一番確実ですが、時間をかけてご自分で用意しておくことも可能です。
手前味噌ですが、「これで安心。財産目録と遺言書の書き方」という本がTKC出版から発刊されています。
当事務所の代表も編著者として参加しています。
読みやすく分かりやすい内容になっていると思いますので、よければ参考にしてみてください。
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