住宅ローン控除の適用要件には
居住の用に供した年とその前後の2年ずつの5年間に
3000万円控除や軽減税率の適用のないこと
という条件があります
したがって
住宅ローン控除の適用を受ける年
つまり
入居年の前後5年間の
旧自宅売却には注意が必要である
損失の場合は
居住用財産の買換え等の譲渡損失の繰越控除などで
救済されているが
益が出ている場合は
3000万円控除や軽減税率が使えない
また
買い替え特例も使えない
ということで
儲けはまるまる課税されてしまうことになります
ローン控除を修正申告して
3000万円控除を適用するという手もありますが
もうけているから
ローン控除で
利息を補てんする必要はない
ということだろう
売却時は3000万円控除を使い
1回あいだに賃貸住まいをしたあとで
3年後再び
購入してローン控除を適用するのが
賢い選択となるのか