近年
TS銀行などが
「預金連動型住宅ローン」
という商品を出している
これは
簡潔に言うと
その銀行にある預金残高を差し引いた
残りの借入金部分にしか利息がかからないというものである
例えば
①
3000万円の預金がある人が
3000万円この商品で借り入れた場合
ローン利息はかからない
一方
②
2000万円しか預金のない人が
3000万円この商品で借り入れた場合
ローン利息は1000万円部分についてのみかかる
というものである
現在
所得税の住宅ローン控除は
借入金残高に対して1%受けられる
利息支払いの補助を国がするという意味合いがある
では
①のケースでは
どうなるか
この人は
利息の支払いが発生しないので
支払利息=▲0円
住宅ローン控除は
借入金残高3000万円に対する1%であるから
減税額=+30万円(=3000万円×1%)
つまり
手取りは30万円プラスになる
この商品は預金利息が付かないので
その分をロスしているのは確かですが
預金利息は0.03%なので
住宅ローン控除の1%の方が上回ると思われます
考慮していない色々な条件は
あるものの
諸条件を充たせば
こんないい利回りの商品はないのではないか
と思ってしまいました
参考にして下さい